ソニーモバイル製の「Xperia A SO-04E」は持ちやすさを追求したボディ、IPX5/8相当の優れた防水性能などが特徴のXperiaシリーズの最新モデル。スペック的には「Xperia Z」に近く、小型化されたものとなっている。

スペックは下がっても使い勝手の向上をはかる

先日発表されたグローバル向け「Xperia ZR」のドコモ版となり、ディスプレイは約4.6インチHD(1280x720ピクセル)のReality Displayを採用。ディスプレイ解像度は「Xperia Z」のフルHDからHDになったものの、まずまず高精細でそれほど見劣りする印象は受けない。

ディスプレイサイズが5.0インチから4.6インチとなったことや、ボディもなだらかなラウンドフォルムで手にフィットしやすくなっている。ただし、マットな質感の背面は手から滑りにくくなる面もあるが、「Xperia Z」のフルフラットな背面ガラスと比較すると、やや高級感に欠けるようにも感じられた。 QualcommのSnapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHzのクアッドコアプロセッサ、HDRビデオにも対応する約1,310万画素のCMOSカメラなどを搭載する。サイドのカメラキーを長押しするだけで、スリープモードからでもカメラを起動し、写真や動画を簡単に撮影できるクイック機能もXperiaだけだという。

RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB、外部メモリは64GBのmicroSDXCカードに対応する。バッテリーは2,300mAhで、連続通話時間は3Gで630分、LTE連続待受時間は約390分となっている。OSはAndroid 4.1を搭載して発売されるが、8~9月にAndroid 4.2へのアップデートが行われる。 防水機能はIPX5,8相当に向上し、水深1.5mで30分耐え、側面のカメラシャッターキーから水中での撮影も可能だという。おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、赤外線通信などほとんどの定番機能をサポート。Xperiaシリーズでは初となるNOTTVにも対応するが、フルセグには非対応となる。

NFC連携では、対応機器にかざすことで写真や音楽をワイヤレスで転送・ストリーミングできるワンタッチ機能に対応。「Xperia A SO-04E」で再生中の音楽を接続先のスピーカーやヘッドセットで再生するワンタッチリスニング、写真や動画を簡単に転送するワンタッチシェアリングなどが行える。関連製品なども多く展示されていた(写真参照)。 サイズは約131×67×10.5mm、重さは約141g。カラーはWhite、Black、Pink、Mintの4色展開となる。

発売日は5月17日の予定で、16日より全国のドコモショップ・ドコモオンラインショップで事前予約を受け付ける。「はじめてスマホ割」「ありがとう10年スマホ割」の両方を適用させると、価格は実質5,000円程度になる見込みだ。

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