実際に「Android 通話録音」などで検索してみるとさまざまな情報や裏技がヒットしますが、いずれも情報が古かったり根拠に乏しかったりで、確実に録音できるのか定かではありません。 そこで本記事では、よく見聞きする7つの方法を実際に試して、本当にAndroidスマホの電話を録音できるのか検証。きちんと録音できた方法とその手順を詳しく解説しています。 録音する際は、なるべく相手に同意を得てからおこなうのが無難です。また、正当な理由なく録音データを第三者に漏えいしたり、利用したりするのは避けるべきでしょう。 総務省/通信の秘密、個人情報保護について
Galaxy(Sシリーズ/Noteシリーズ/Aシリーズ) AQUOS(senseシリーズ/Rシリーズ/zeroシリーズ) ZenFone(ZenUI搭載の機種) OPPO(RenoA/A5など一部機種のみ)
利用できる機種が一部に限られるのが残念ですが、録音機会が多いなら録音機能を標準搭載した機種に変更するのもいいかもしれません。 たとえば楽天モバイルでは、回線とスマホ本体を同時に購入すると端末代が値引きされるキャンペーンも開催中(2022年10月現在)。録音機能に対応した「AQUOS wish」が実質1万800円で手に入るので、ぜひ検討してみてください。 この機能を使って通話画面を録画すれば、マイクから取り込んだ外部音声の録音が可能です(通話中は内部音声の録音ができない)。スピーカーで会話することが条件となりますが、比較的クリアに通話音声を録音できます。 Android 11への更新タイミングは端末の製造メーカー、機種、販売元のキャリアによって異なります。3年以上前に販売された機種では、メジャーアップデートが打ち切られてAndroid 11へ更新できないケースも少なくありません。 スマホの「設定」でシステムもしくはソフトウェア更新などの項目に進み、Android 11に更新できるか確認してみましょう。 なお、すでにクイック設定パネルにスクリーンレコードが表示されていた場合は、ここを飛ばしてステップ2に進んでください。 なお、スピーカーの音量を上げすぎると自分の声が聞き取りづらくなるので、音のバランスに注意してください。 「録音」の欄にある▼ボタンをタップすると、画面録画をする際にどこから音声を収録するか選択できるメニューが表示されます。ここで「マイク」を選択してください。 「録音」スイッチがオンになったら開始ボタンをタップ。3カウントの後に画面録画がスタートします。 画面収録したデータは、プリインストールされているファイルアプリやアルバムアプリの「動画」や「Movie」から確認できます。 録音用のボイスレコーダーのほか、パソコンや昔使っていた古いスマホの録音アプリなどがあれば誰でも利用できます。方法1や方法2と違って、OSや機種を問わず利用できるのが一番のメリットでしょう。 ただ、相手の声をスピーカーで出力する必要があるので、実行できる場所はかなり限られます。状況にもよりますが、自宅以外でおこなうのは難しいかもしれません。 図のようにイヤホンマイクをボイスレコーダーのマイク端子につなぎ、イヤホンを耳に入れた状態で会話すると、相手の声と自分の声が録音される仕組みです。 ただ、録音するにはイヤホンマイクを耳にセットしたりレコーダーで録音操作したりと、準備が必要です。ふいにかかってきた電話にも対応できないことはありませんが、冒頭部分の録音漏れなどが起こる可能性があります。 イヤホン端子と間違えやすいので、挿し込み口には注意しましょう。 このイヤーピースのマイク部分にスマホを当てて会話することで、相手の声が録音される仕組みです。イヤホンを耳にセットして準備しておきましょう。 確実に録音できていることを確認したら、スマホで通話を開始してください。通話が終わったら、ボイスレコーダーの録音終了ボタンを押しましょう。これで録音は完了です。 ネックは価格面で、1万3000円前後とやや高額。録音する機会が頻繁にある人にはぜひおすすめしたい商品ですが、数回使いたいだけの人にとってはコストがかかり過ぎるかもしれません。 約20gと軽量でサイズもかなりコンパクトなため、持ち運びに便利。重さが負担になったり煩わしかったりすることもありません。フル充電で、およそ20時間連続「録音」が可能。スマホとの接続状態を1日中保っていたこともありますが、充電切れにはなりませんでした。 新しい機器とペア設定するをタップすると、スマホ側もBluetooth接続可能状態になります。 通話画面の「オーディオ」ボタンを押して「BR-20」にチェックが入っていれば準備は完了です。 保存したファイルは、StickPhoneで聞くかパソコンに転送して管理するかの二択になります。StickPhoneから直接スマホやクラウドサービスにファイルを転送できないのは少し面倒なところです。 今後、類似の機能が復活したり代替手段が生まれるとは考えづらいのが正直なところ。そのため「Androidスマホでサードパーティ製の録音アプリは一切使えなくなった」と思ってもらってよいでしょう。録音できないからといって、むやみに他のアプリをインストールしたり、有料アプリを購入したりしないように注意してください。