Adobeは12日、Flash Playerのセキュリティアップデートを行い、Windows、Mac、LinuxおよびAndroid向けに最新版を公開した。インストール(アップデート)方法も併せて紹介する。

apkによるアップデートが必要

今回のアップデートでは複数の脆弱性に対処しており、Windows向けが早急にアップデートが推奨される優先度「1」となっている。 Android向けはそれよりも低い優先度「3」で、最新版のバージョンは11.1.115.48(Android 4.x向け)および11.1.111.44(Android 3.xと2.x向け)となり、Adobeのアーカイブサイトから手動で更新する。今回はGoogle Playにおけるアップデートは行われない。 Android向けのFlash Playerの開発はすでに終了しており、緊急性の高いアップデート以外は今後もこのような手動更新が必要となる場合がほとんどだ。そこで、Flash Playerの手動アップデート方法もまとめた。 なお、この方法はFlash Playerがあらかじめ入っていない最近の端末において、新規にインストールしたい場合にも適用できるので参考にしていただきたい。

Flash Playerのインストール(アップデート)方法

まず、端末の設定から[セキュリティ]と進み、[提供元不明のアプリ]の項目にチェックを入れる。 次に、Adobeが提供するFlash Playerのアーカイブページへブラウザ等でアクセスする。 Android向けの項目をスクロールして下のほうへ探す。 Android 4.x向けアーカイブの最上部にあるのが最新版(今回は11.1.115.48)。 また、Android 3.xと2.x向けアーカイブも同様で(今回は11.1.111.44)、それぞれ自分の環境のものをタップする。 apkファイルのダウンロードが始まる。 ステータスバーに表示されるので、ダウンロードが完了したらタップする。 アプリを更新するか尋ねられるので[OK]をタップ後、権限等を確認。 問題なければ、[インストール]をタップして完了となる。

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