SNSやゲームをしていると、ついつい思っている以上に時間を費やしてしまうもの。スクリーンタイムで自分のiPhone使用時間を知り、日々のスマホ生活を振り返ってみるのもいいかもしれません。 本記事では、スクリーンタイムの設定・解除はもちろん、各機能の便利な活用方法をわかりやすく解説します。 親世代にとっては、子どもの長過ぎるiPhone使用時間は頭痛の種になりがち。この点、スクリーンタイムを使えば、子どもがLINEやTwitterでのコミュニケーションにのめり込みすぎたり、ゲームアプリで遊びすぎて勉強を疎かにしたりすることを、親のiPhoneから制限できます。 スクリーンタイムをオフにすると、それまでの使用状況に関するデータがすべて消去されるので注意してください。 スクリーンタイム・パスコードが設定されている場合、スクリーンタイム・パスコードの入力を回避してスクリーンタイムを解除する方法はありません。 グラフの上部には、週合計時間を7で割った、1日あたりの平均使用などが表示されています。個々のアプリの使用時間を見ることで、どのアプリを制限するか考えるときの目安になります。 持ち上げ回数と通知回数も週単位で確認できます。 「iPhoneの基本通話と統合」を有効にするとiPhoneの「電話」アプリでLINEの無料通話を利用できて便利な反面、休止時間中であってもLINEの通話が通知されてしまうデメリットが生じる点に注意が必要です。 「毎日」に設定すると、曜日に関係なく一定の時間に休止時間が開始されます。 「曜日別に設定」を選ぶと、曜日ごとに自由に休止時間を設定できます。曜日によって休止時間の設定を外すこともできるので、月曜日〜金曜日に学校や仕事がある場合は、前夜の利用を制限するために日曜日〜木曜日にのみ休止時間を設定する、といった使い方も可能です。 ただし、どうしても休止時間中に許可されていないアプリを開きたい場合もあるでしょう。自分で自分に課したルールを破りたい場合は制限を無視のメッセージをタップします。すると、あと1分15分後に再通知今日は制限を無視の選択肢が現れるので、いずれかを選択すればアプリが使用できるようになります。 そこで、より制限を強固にすることも検討すべきでしょう。強固にする方法は簡単。休止時間中のアプリ起動にスクリーンタイム・パスコードを有効化するだけです。 なおあと1分を選ぶことで、パスコードを入力しなくても1分間だけ制限時間を超えてアプリを操作できるようになります。 スクリーンタイム・パスコードを入力する手間という障壁をひとつ設けるだけで、意志の弱さを乗り越えるきっかけになるはずです。 制限時間は曜日ごとに異なる時間を設定できます。しかし、特定の曜日だけ制限をオフにすることはできないので、制限時間を設けたくない曜日には「23時間59分」と設定するとよいでしょう。1日の制限時間は午前0時に自動的にリセットされます。 なお、常に許可されたアプリは制限時間を設定できません。制限時間を付けたいアプリは、必ず「常に許可」を解除してから設定をおこなってください。 制限時間の5分前通知および制限時間超過時の案内画面は、休止時間と同様です。必要に応じて15分間延長するか、制限を無視するかを選択できます。 スクリーンタイム・パスコードは、自分用でスクリーンタイムを使用する際に必須ではありません。しかし前述したとおり、休止時間や制限時間を延長したり無視したりするときに、パスコードの入力が必要になるので、自分の中の“最後の砦”として活用できます。 一般的に、スクリーンタイム・パスコードは子ども向けの機能制限に重要な役割を果たします。 子どものiPhoneにスクリーンタイムを設定する方法は、下記記事で詳しく解説しています。
Iphone
December 6, 2022 · 1 min · 20 words · Juan Parrish