そこで今回は、Kindle Unlimitedとdマガジンを比較して、それぞれに向いているユーザーを紹介します。 (税込) dポイント進呈 dマガジンは、ドコモユーザーであればクレジットカード、ドコモ払い、dポイントでの支払いが可能です。ドコモユーザーでない場合は、クレジットカード払いのみです。 たとえばdマガジンを初めて登録する人が月末の3月28日に登録すると、無料体験期間(31日間)の4月28日まではサービスを無料で利用できます。 次の課金日は4月29日になりますが、4月29〜30日の2日間しか使っていなくても4月分の料金として440円全額請求され、さらに翌月5月1日にもすぐ5月分の料金を支払うことになります。dマガジンについては、よほど必要にかられている場合でなければ、月の初めに登録しないと損になるでしょう。 Kindle Unlimitedは登録日から30日ごとのサイクルで課金されるため、登録時期を気にする必要はありません。 ジャンルも小説、雑誌、コミック、ビジネス書など全28種類用意されています。一番多いジャンルはアダルトですが、コミックや人文・思想、文学・評論がそれに続いています。こうした総合的な書籍の読み放題サービスは少数派で、Kindle UnlimitedのほかはブックパスやU-NEXTといった限られたサービスしかありません。 ちなみに、Kindle Unlimitedは雑誌だけでも約2万冊以上そろっています。サービス開始当初のタイトル数は240誌でしたが、現在のタイトル数は非公開です。ムック本やバックナンバーも過去にさかのぼって相当数あると思われますが、自分の読みたい雑誌があるかどうかは検索してみないと分かりません。 おすすめ記事やランキングからも旬の話題をさっと探せます。 しかし、検索機能に関してはdマガジンよりも使いづらい印象です。Kindleアプリではフィルターを使えば読み放題対象タイトルだけを絞り込んで表示することもできますが、使わないと読み放題対象外の本も一緒に表示されてしまいます。 検索方法を知らないと戸惑うかもしれません。 Kindle「ハイライト」「メモ」機能の使い方 消し方や付けた箇所の確認方法も 反対にdマガジンは、同時にダウンロードできる本の冊数に制限がありません。ストレージ容量に余裕がある限りいくらでもダウンロードできるので、お気に入り雑誌のバックナンバーをすべて持ち歩けます。 どうなるか Kindle Unlimitedを解約・退会する方法 ダウンロードした本はいつまで読める? 一方dマガジンは、読み放題を解約手続きした直後から一切のサービスが利用できなくなります。無料体験期間や次の更新日までの利用期間がまだ残っていても、月の途中で解約すると直後から雑誌が読めなくなります。ダウンロードした雑誌などもすべて利用できなくなるので、解約のタイミングには注意してください。解約するなら月の末日がおすすめです。 dマガジンを解約する方法 ベストな退会タイミングはいつ? 一般書籍だけでなく、マンガや雑誌も読めるのがKindle Unlimitedの強みです。マンガや雑誌を専門とする読み放題サービスに比べると、使い勝手の面で劣るところがあるかもしれませんが、どの本もまんべんなく利用できるのは、Kindlle Unlimitedならではです。 1カ月単位で契約できるため、使わないときは解約をして休むという使い方ができるのもうれしいポイント。読みたい本があれば、気軽に利用してはいかがでしょうか。 いわゆる雑誌読み放題サービスということから料金もKindle Unlimitedの半額以下(月額440円)で利用でき、dポイントも貯められるというメリットもあります。 ただし、dマガジンは毎月1日に1カ月分の料金が請求される仕組みで、日割り計算システムがありません。月の途中で登録しても440円全額が請求され、解約手続き後は即座にサービスが使えなくなります。最大限サービスを使い切るには月初に登録し、月末に解約することですが、いつでも気軽に登録・解約しにくいのはdマガジンの残念なポイントです。