LINEでは昨年末から、名前が短縮URLリンクになっているユーザーから無料通話の着信があったり、友だちに追加されたりするという新手の迷惑行為が目立ってきています。よく見られるドメインは以下のようなものです。

goo.gl is.gd urx.nu

これらの迷惑行為は、出会い系業者などによるものだと思われます。「友だち」になりトークで会話することで、他のサイトなどに誘導するパターンが多いようです。 — ぺー@グレンラガン (@takuan7793) 2014, 12月 7 — あーすなる (@assuuuuuna) 2015, 1月 13 — ドラちゃんず (@orange_gum111) 2015, 1月 13 — 黒みつ抹茶わらびもちクレープ (@kuromitsu2) 2015, 1月 13 — メリケンサック2/7スワンキー17NFG (@strongestGAMERA) 2014, 11月 12 ユーザー名にURLを登録できるLINEの微妙な仕様を突かれている格好です。

通話の着信が残されていた場合

LINEで無料通話を利用するためには、発信側と着信側が友だち同士である必要があります。 そのため、友だちではない「名前が短縮URLリンクのユーザー」が発信してきても、通常の着信とは異なり、着信側には「○○からの着信がありました。友だちに追加後に、通話が可能です。」とのメッセージが表示されるだけです。

友だちに追加してしまうと…

問題になるのは、メッセージ中のユーザー名が短縮URLリンクになっていること。受信側にそのリンクをタップさせることで、友だちを追加する画面に移動させることなどが可能なのです。 — やんた2号 (@Yanta2gooo) 2014, 12月 23 試しに友だちリストに追加してみると、相手のひとこと欄には「ライン作り直したよん」「これで友達の追加できるのかなぁ???」「手間だけどURLから友達追加してねっ♪」などといったメッセージが設定されています。知り合いのように装うための手法だと思われます。

友だちになった後は、トークで特定のサイトなどに誘導を図られることになります。友だちに追加しないように注意が必要です。 そもそも論になりますが、知らないユーザーが表示したURLリンクはタップしないようにすることが、ネットリテラシーとして求められています。

友だちに追加された場合

設定で「友だちへの追加を許可」を有効にしていると、対象ユーザーの電話番号を保有しているユーザーの友だちに自動で追加されてしまう可能性があります。 その場合、「名前が短縮URLのユーザー」も対象ユーザーを友だちに追加することができてしまいます。この場合も、ひとこと欄に知り合いであることを匂わせる文章が入力されています。 友だちに追加されただけならば、名前のURLがタップ可能なリンクにはなっていないので、そのURLに画面遷移してしまう危険性は低いでしょう。ウェブブラウザでURLを手動入力しないように気をつけましょう。

「メンバーがいません」「退出しました」になっていた場合

友だちに追加された後に、相手がアカウントを削除すると、トークのタイトルに「メンバーがいません」となり、「○○が退出しました。」と表示されます。 — kentarowing (@kentarowing) 2015, 1月 11 この場合、今回の迷惑行為のケースに該当するものだったのか否かは判断できません。 LINEのトークで「メンバーがいません」「退出しました」になっている場合は注意、スパムの可能性あり | アプリオ

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